鎌倉殿13人。話は佳境へ。

三谷幸喜は、映画「ゴッドファーザー」をイメージ。

 今現在、10月。後3か月で「鎌倉殿」は終わってしまう。最初の方の、源頼朝の非情ぶりについて行けず、途中観るのを辞めていたが、今は、毎週欠かさずに見ている。

 北条時政と言えば、有名な北条氏の初代執権。しかし、執権になったとたんに傍若無人なふるまいをし、ライバルを謀反の罪に陥れたり、最後には、自分の孫にあたる源実朝を人質に取り、権力の座にしがみつく。
 今週の日曜日の放送は、その話がメインだった。しかし、2代執権北条義時は、歴史上ではかなり「悪い奴」として有名だったらしい。私は、頼朝から実朝の「源氏」の話は薄っすら知っていたが、ここまでドロドロの権力争いがあるとは全く知らなかった。

ドラマの主人公である、北条義時はドラマでは悩める一人間として描かれているように思う。しかし、自分の命・家族・土地・夢や野望の為に、人を殺害する運命を背負っていた。

 三谷幸喜が、この義時をどのように昇華するか楽しみだ。

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