今日も、一日頑張って、この時間になっています。オリンピックもかなり白熱してきて、アスリートの方の素晴らしいプレーが本当に心から凄いなと感じます。
テニスの試合の気温が高すぎる…という話が個人的には気になります。
私が高校を辞めて、ある塾で「師」とも言える人に出会いました。しかし、その後、私はとてもついていけなくなり、2・3年程学んで、各方面に挨拶をしてその先生とは、会わなくなりました。高校を辞めて、どうしたらいいか分からなかった私に、「他者配慮・自己犠牲」の精神が大事と言う事や、「Noblesse Oblige」という、「力のある者は、困っている者を助ける義務がある」など新しい価値観をどんどん教えて頂きました。
勉強だけでなく、「スポーツ・コミュニケーション能力・生活管理・宗教心」など自分の全ての能力を開発し続けるという「ホールパーソン」という価値観も学びました。このことは、「古い学歴主義」をズルズルと引きずっていた私に大変大きな言葉でした。
だから、ちょっと書き辛い(書いていると、膨大な量になる)理由があり、その「師」の元を去りましたが、私は、今になってもう齢80にもなるかという、「師」が、この世を去った時に、新聞か何かで知って、何もしないでいいのか…と本気で考えています。
多分、心の中で手を合わすか、家で線香でも焚くかもしれません。でも、今の状態ではそれしかできない。
「師と弟子」になるのか分からないですが、有名なローマのカエサルも、ブルータスという腹心の部下に暗殺されるんですが、(「ブルータスお前もか!」のセリフで有名。)これはこの話の舞台のセリフなのですが、「憧れていた、時には憎んだ、いつも尊敬していた。」という言葉があったんです。要するに、人間の心はそういうものだという事、上に立つ人が偉大であればあるほど、「時には憎む」ことがあるんですね。結局、ブルータスは、盟友のアントニウスに殺害されます。ブルータスは、「カエサルが野心を持っている。共和制のローマの皇帝になろうとしている!」と焦ったようです。まあ、どっちがどれくらいどうなのか分からないけど。
私のその「師」との関係は、これからどうなるのか分からないです。でも、最近やっと、合掌はするかな…と思っています。先生も、私を許して欲しいと思っていますが、なかなかに難しんでしょう。でも、「出会って良かったな。」と思える方です。