小さい頃は、「天皇制・皇室」について真剣に考えたことは無かった。大体、あの時々NEWSに流れる、ニコニコと手を振っている人は誰なのか…くらいにしか思っていなかった。
しかしまた、小さな頃より、「天岩戸」「因幡の白兎」「ヤマタノオロチ」「高天原に降り立った、アマテラスオオミカミ」などの話は「古事記」などの神話でなじみはあり、そこから、「ヤマトタケルノミコト」の神話(伝記)を読んだりした。
西洋にも「神話」があり、これはギリシャ神話で、それが現実にいた王様たちとどうつながっているかは知らないが、「古事記・日本書紀」などの記述で、「天皇陛下・皇族方」はこの「日本」を作ったアマテラスオオミカミの子孫ということになり、つまり、「この国を作った一族である」ということになる。
この度、眞子内親王がご結婚する運びとなり、喜ばしい反面、よからぬ噂も聞こえて、眞子様のPTSDも報道された。ワイドショーなどの報道も、流石にこれ以上もういいだろう…という感じだが、私は「30歳になって、好きな人と結ばれないなんて可哀想すぎる。」などと思っていたが、母の世代は違うようで、「結婚するにも相手の『格』がある。どんな人か、分かったもんじゃない。」というような気持であるようで、難しい問題の様だ。
しかし、「皇族方に人権は認められているのか?」と言う問題だが、真の事は分からないにしろ、「古事記」に「日本を作った」という神の子孫であるということだし、その話は真実かどうかは検証できないにしろ、例えば歴史上の、「中大兄皇子(天智天皇)・東大寺を作った聖武天皇・明治維新の明治天皇」方のご子孫であられることは確実で、私は「人権」とかそんな私達庶民とはまた別次元におられる方がただと思っているので、「人格を尊重する」ことは大事だと思うが、天皇制は維持するべきだと思っている。それは古来から繋がる、「日本」の成り立ちの根源を引き継がれているからで、本当にお若い皇族方は、違和感をお持ちだろうが、そこはこらえて、運命を受け入れていただきたいと思ってしまう。こういう言い方は、どういう風に取らるか分からないが、「日本人のアイデンティティー」につながる問題で、戦争の問題で、「君が代」の「君」が誰かも、明確に教えてくれないようになってしまった「日本」で、ピンとこないかもしれないが、私は「日本人が尊敬し敬う存在」が必要と考えるので、本当にどうしてもいて欲しい。
ただ、雅子様の適応障害や、今回の眞子様の事で、その生活形態や発言力、などの見直しは急務だと思うし、そこはこれから、今の「令和」の天皇両陛下が考えて行かれることだと思う。
「小室さん」の問題は、降って湧いたような事ではなく、こんな、グローバルで、IT・SNSの発達した時代に、十分に考えられる出来事だった。むしろ、「眞子様」との結婚に踏み切った「小室さん」もあっぱれで、4年もアメリカにいて一度も帰国していないのも関わらず、色々と騒がれてはいるものの、勉強もされ、仕事も見つけられて、女性スキャンダルも無かったことは、本当に真摯に頑張られたのだなと率直にお祝いしたい。
英語を身に付けるだけでも大変なのに、「弁護士資格」まで取ろうなんて、凄いんだなあと普通に頭が下がる。しかも、「小室さんの失態」を多くのメディアが舌なめずりで待っているのだ。
母親の事や、色々な対応が批判を浴びたことは、「よく言う人もいれば悪く言うい人もいる」ので仕方ないと思う。
ただ、「眞子内親王」も「小室圭さん」も「日本の顔」としてアメリカで生きて行かないといけない訳で、どうぞ新しい皇室・皇族の在り方を模索していただきたいなと感じる。「皇室」を守る為にも、幸せになって欲しい。