帰ってきた、喜び。

こんな、本を読みました。  By キリコ

日本の戦争責任について、少し研究中。
読書したもの
半藤一利
・「日本の一番長い日」
・「ノモンハンの夏」
・「歴史と戦争」
・「昭和史 1926-1945」(まだ、半分)

現代アメリカについて考察
カート・アンダーセン
・「Fantasyland 狂気と幻想のアメリカ500年史」上下

現代「韓国」の病
キム・スヒョン
・「私は私のままでいきることにした」
ペク・セヒ
・「死にたいけどトッポッキは食べたい」
ハ・ワン
「あやうく一生懸命生きるところだった」
 今は、日本の戦争について学びたいと思っていて、少しずつ読んでいましたが、敗戦国である日本がいかに悪かったかと言う話はあるし、勿論そうなんでしょうけれど、アメリカの方の思惑…という所迄掴めてなくて、多分これから、半藤さんが書いてくれていると思います。
この間、別の歴史の本で「侵略」「戦争」が結局、固まっていた国や民衆を「交易」に向かわして「富が入って来る」「両国共に易がある」みたいなことが書いてあったけれど、まあ、そういうところは多分にある。「違う文化」「違う歴史」に触れたい・知りたい・交友したい…という根っこがありながら、何故かまずは「喧嘩しちゃう」みたいな。
 日本は第二次世界大戦まで、「女性に選挙権」も無かったし、戦争によって「民主主義」がもたらされて、「国民主権」になり「天皇は象徴天皇」になりました。また、「非軍事化」が勧められ、現在は「陸海空軍これを保持しない」と憲法で規定されています。また、「農地改革」が行われて、それまで一部の「地主」が「小作人」から農家で採れたものを搾取していた構造が、その農地を「小作人」に分け与えるという、抜本的改革が行われました。「財閥解体」では、貴族等の階級制度・一部の「財閥」の経済独占状態だった状態から、民衆一人一人が、自由に経済活動に参加できるしくみになりました。その他にも「労働組合法制定」など、現在、当たり前な事がこの、戦争によりもたらされたわけです。
 ある意味、あれだけの犠牲を払って、でも「日本」と言う国が抜本的に変わるには、大事な転換点だったと言わざるを得ません。そういう、意味では「反省するべきは反省し」「戦争で、学んだ一番大事な事は何なのか?」そういうことを整理して、「これからの、日本をどうしていくか?」考えないといけないと思います。私は、「非軍事」の立場を取ります。
 「コロナ」で「世界は一つなのだ」ということがよく分かりました。また、世界中どこででもPCさえあれば、話したり、顔を見る事の出来るSNSの技術を、人類は手に入れました。そんな中で、日本はオリンピック・パラリンピックも開催しました。
 パラリンピックの選手が活躍している報道は、とても心打たれます。人間には魂と霊がありますので、肉体にどれだけ不具合があろうとも、本質的には何も変わらないと思います。時代は、「国よりも個人」「個人にとっての国」に変わってきていると思います。
 日本もワクチン接種がどうも、上手くいかないし、「自国のワクチンができない」というのは、ちょっとびっくりでした。要するに、まだまだ…というかこれからも、アメリカと協力していかないと、国際的な立場は無いんだな…と思います。
 田舎の小国である事を、自覚してやるべきことを粛々とするべきですね。